熊本県運転免許センターでの免許更新
運転免許証は表面に記載された有効期間を過ぎると失効してしまいます。そこで原則として誕生日の1か月前から1か月後までの期間中に、運転免許証の更新申請をすることが必要です。
熊本県運転免許センターの窓口で手続をする場合には、以下のように対象者や開庁時間などがあらかじめ決められています。
新型感染症対策による免許更新期限延長
新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から、免許更新期限が令和2年3月13日から令和3年3月31日までの人が、更新期限前に運転免許センターや警察署等に申し出れば、期限後3か月間は運転が可能になる特例措置が実施されています(当初予定から再延長されました)。ただし、この期間内に更新時講習や適性検査などの通常の免許更新手続きは改めて受ける必要があります。
すでに更新期限を延長した人であっても、この期間内に期限があれば再延長は可能です。
免許の再取得に係る試験の一部免除
てんかん、うつ病、認知症、統合失調症などの一定の病気に該当することを理由として免許を取り消された人であって、免許が取り消された日から起算して3年を経過しないものについては、その人が受けていた免許に係る運転免許試験の一部を免除することが道路交通法に定められています。
ただし、一定の病気に該当することを理由として免許を取り消された人のうち、病気を理由する免許の取消しにより違反行為を理由とする免許の取消しを受けなかった人、または基準該当初心運転者で、再試験を受けるべきであったにもかかわらず、病気が理由で免許の取消しを受けたために再試験を受けなかった人については、試験の一部免除の対象から除外することとされています。
一定の病気の症状等の質問票の取扱い
自動車・二輪車等の運転免許の取得時又は更新時に、一定の病気等の症状に関する「質問票」を提出しますが、この質問票の記載内容により、直ちに運転免許の取消しなどの処分が行われるわけではありません。その後に医師の診断書を提出し、認知症やてんかん、統合失調症等の病気のうち自動車等の運転に支障があるかどうかを確認した上で、具体的にどのような対応がされるかが決まります。もしも質問票の記載内容等を踏まえて、運転免許取消しとなった場合でも、病状が快復すれば運転免許の再取得に向けた試験の一部が免除されることがあります。
熊本県運転免許センターでの免許更新手続の概要
所在地・電話番号 |
熊本県運転免許センター 〒869-1107 熊本県菊池郡菊陽町辛川2655 TEL : 096-233-0110 |
---|---|
対象者・受付日時 | 優良運転者・一般運転者・違反運転者・初回更新者・高齢者講習受講者 日曜日~金曜日(祝休日及び年末年始は除く) 優良:午前8時30分から10時30分、午後1時から3時 一般・違反・初回:午前8時30分から9時30分、午後1時から2時 高齢:午前10時から11時、午後2時から3時 |
持ち物・必要書類 |
|
備考 | |
更新手数料・講習手数料
運転免許証を更新するにあたっては、更新手数料と講習手数料の両方がかかります。通常は道府県の「収入証紙」(交通安全協会の窓口などで販売しています。)を更新申請書に貼付し、一部の都府県では現金をもって納付します。
なお、金額は更新時講習の区分(優良運転者講習・一般運転者講習など)により異なります。
また、都道府県交通安全協会はドライバーの意思による任意加入のため、ここに掲げる手数料には含まれません。
講習区分 | 講習手数料 更新手数料 |
合計額 |
---|---|---|
優良運転者講習 | 500円 2,500円 |
3,000円 |
一般運転者講習 | 800円 2,500円 |
3,300円 |
違反運転者講習 | 1,350円 2,500円 |
3,850円 |
初回講習者講習 | 1,350円 2,500円 |
3,850円 |
講習時間
運転免許更新にあたっては所定の更新時講習を受ける必要がありますが、その講習時間は講習区分に応じてそれぞれ異なります。
いわゆる無事故・無違反の人は「優良運転者講習」の対象とされ、講習の所要時間は他と比較して短くて済む一方で、前回更新時から今回更新までの間に交通事故や道路交通法違反を犯して「違反運転者講習」を受けることになった人は、運転適性についての診断と指導の項目が加わるため、所要時間が長くなります。
講習区分 | 講習時間 |
---|---|
優良運転者講習 | 30分 |
一般運転者講習 | 60分 |
違反運転者講習 | 120分 |
初回講習者講習 | 120分 |